「毎月のスマホ代、もっと安くできたらいいのに…」
そう思ったことはありませんか?実は「格安SIM」に乗り換えるだけで、月々の料金が1,000円台になることも。
この記事では、スマホが苦手な方でも安心して実践できるように、手順をひとつずつやさしく解説していきます。
でも、「格安SIMって何?」「設定が難しそう」「今のスマホや電話番号は使えるの?」という不安もありますよね。
この記事では、スマホが苦手な方でも安心して乗り換えられるように、手順をひとつずつ、ていねいに優しく解説します。
格安SIMへの乗り換えとは?
格安SIMへの乗り換えとは、今まで使っていた大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)から、料金の安い「格安SIM会社(MVNO)」に変更することです。
スマホはそのままでOK
格安SIMに乗り換えても、今使っているスマホをそのまま使うことができます。
ただし「SIMロックの解除」が必要な場合があるので、後ほど説明します。
電話番号もそのまま使える(MNP)
「MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」を使えば、今の電話番号を変えずに乗り換えが可能です。
格安SIMへの乗り換え手順【初心者向け】
ここでは、スマホにあまり詳しくない方でも迷わず進められるように、格安SIMへの乗り換えの流れを5つのステップでご紹介します。
① 現在のスマホ契約を確認する
まず、以下の3点を確認しましょう:
- 使っているキャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)
- スマホがSIMフリーかどうか(SIMロックがあるか)
- 現在の料金プランや契約期間(違約金の有無)
SIMロックの確認と解除
特に大手キャリアで購入したスマホは「SIMロック」がかかっている場合があります。SIMロックとは、特定の通信会社のSIMしか使えない制限のこと。
解除は、各キャリアのオンラインページで無料で行えます。
契約中プランの確認
マイページやサポートアプリから、現在のプランや支払い額をチェックしましょう。
② 乗り換え先の格安SIMを選ぶ
格安SIM会社はたくさんあるので、自分に合った会社を選ぶのが重要です。
比較ポイント:
- 月額料金の安さ
- データ容量(どれくらい使うか)
- 通話アプリの有無や料金
- サポート体制(チャット・電話)
初心者に人気なのは、IIJmio、mineo、HISモバイルなど。サイトでシミュレーションできるサービスもあります。
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③ MNP予約番号を取得する(または不要な場合あり)
MNPとは?
電話番号を変えずに乗り換えるための手続きです。
取得方法:
- キャリアのマイページや電話、店舗で取得
- 有効期限は発行から15日間(申し込み時に残り10日以上必要)
ワンストップ制度で不要なケースも
2023年から始まった「MNPワンストップ制度」により、一部の格安SIMでは予約番号が不要になりました。
例:ドコモ → ahamo や LINEMO などの一部サブブランド間の乗り換え
④ 格安SIMを申し込む
申し込みはネットが基本です。
準備するもの:
- 本人確認書類(運転免許証など)
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- メールアドレス
- MNP予約番号(必要な場合)
手順はとてもシンプルで、画面の指示に沿って入力すればOKです。
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⑤ SIMカードが届いたら設定を行う
格安SIMの申し込み後、数日でSIMカードが郵送されます。
SIMカードを挿入する
- スマホの電源を切る
- SIMピンでトレイを開けて、SIMカードを挿入
- 電源を入れて起動
回線切り替えの手続き
一部の格安SIMでは、マイページから「切り替えボタン」を押すと、数分~1時間ほどで乗り換え完了します。
APN設定を行う(初回のみ)
これは、スマホに「このSIMを使います」と伝える設定です。
- iPhoneの場合:構成プロファイルをダウンロード
- Androidの場合:APN情報を手動入力(SIM同封のマニュアル参照)
この設定が終わると、インターネット・通話が利用できるようになります。
よくある失敗と対処法
SIMロック解除を忘れていた
SIMが反応しない場合は、スマホがロックされていないか再確認。
特にドコモ・au・ソフトバンクなどで購入した端末は、出荷時に「自社SIMしか使えない設定(SIMロック)」がかかっています。
このロックを解除しないと、格安SIMを挿しても「圏外」のまま反応しません。
対処法:
契約中のキャリアのマイページから「SIMロック解除」のメニューを探しましょう。ほとんどの場合、無料で解除できます。
MNP予約番号の有効期限切れ
15日以内に手続きを終えましょう。期限切れなら再取得が必要です。
MNP予約番号には【15日間の有効期限】がありますが、格安SIMの申し込み時に「有効期限が10日以上残っていること」が条件となるケースが多いため、取得からすぐに申し込むのがベストです。
対処法:
期限が過ぎてしまった場合は、もう一度マイページや店舗で再発行すればOK。発行は何度でもできます。
APN設定がうまくできない
同封のマニュアルや公式サイトの設定ガイドを確認しましょう。
APN設定は「スマホにこのSIMを使うよ」と伝える重要なステップです。
iPhoneは「プロファイルをインストール」、Androidは「APN情報を手動入力」しますが、設定を間違えると**通信エラー**になります。
対処法:
iPhoneの場合:Safariでプロファイルを開き、インストールを許可
Androidの場合:マニュアル記載の「APN名」「ユーザー名」などを正確に入力
まとめ|格安SIMへの乗り換えは意外とカンタン!
格安SIMに乗り換えると、月々のスマホ代が1,000円〜2,000円台に抑えられるケースも多く、節約効果は抜群です。
手順は確かにいくつかありますが、
- 契約中の情報を確認
- MNP予約番号の取得(または不要)
- SIMを選んで申し込み
- SIMが届いたら設定
この流れを押さえれば、初心者でも問題なく乗り換えられます。
「難しそう」と思っていた方も、ぜひこの記事を参考に、スマホ代をお得に見直してみてくださいね。
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